2025年11月10日、「小原塾2025」第四回講義を開講いたしました。
今回はゲスト講師として森 清顕 様をお招きし、特別講演が行われました。

森ご住職は北法相宗の宗務長であり、清水寺の執事兼教学部長、泰産寺の住職も務めていらっしゃいます。
森ご住職からは「清水 観音の心」をテーマに、観音の教えを通じて忙しさの中で忘れている「ものの見方」「人との向き合い方」について、示唆に富むお話をいただきました。
「清水寺」の起源、生い立ちをご紹介いただきながら、日々の業務や生活の中で忘れがちな大切なこと、広い視野を持つことの意義などについてお話しいただき、参加者にとって貴重な学びの時間となりました。
最後に、参加者の声を一部ご紹介します。
・日々の業務で見失いがちな大切なことや人との関わりを改めて考えるきっかけになった。
・「心の受信機のスイッチを入れる」という表現に共感し、自分や周囲に意識を向けることの大切さを実感した。
・清水寺の歴史や御本尊・千手観音の由来を知り、仏教的な視点(無常観、一元・二元論、行為の蓄積など)など普段触れることの少ない文化に触れられて興味深かった。
・普段、業務に追われて人や状況に鈍感になりがちだが、意識的に心を開くことで相手に寄り添えることに気づいた。
・受け取る言葉や発する言葉の重要性を改めて意識するきっかけになった。
他者への感謝や自分の行動の影響を意識し、日常や仕事に活かしたいと感じた。








